むしろ考える時間、読んでいる時間が長い
「ソフトウェアは工業製品ではない」、Rubyのまつもと氏が講演 − @IT
「ソフトウェアは書くものであって、読むことの重要性は、あまり意識していなかった人が多いのではないか。しかし、ソフトウェア開発においてキーボードを叩いている時間は短いのです。むしろ考える時間、読んでいる時間が長い」。
考えている時間、調べている時間のほうが、ずーっと長い。
周りからはどう思われているか分からないが、サボっているようにみえてもおかしくない。
「教科書のような教材には基本的なことしか書かれていないんですよね。OSの教科書ならスケジューリング、タイムシェアリングのことは書いてあるでしょう。でも、リソースが足りなくなったときに、どういう戦略がいいかという実用的なことは、どこにも書いてない。ところがビジネスで使えるレベルのOSが手元にあれば、こうした例外的な知識もすべて学べるのです」
「LinuxでもFreeBSDでも読めます。今は非常に恵まれた時代で、オープンソースのありがたいところです。FSF(Free Software Foundation)やBSD系の人たちが自由なライセンスで提供してくれたからです。もし、リチャード・ストールマンがおらず、OSSムーブメントもなく、商業的なソフトウェアしかなかったら、自由に読むことが限定されていたでしょう。OSの生の知識が手に入るのは一部の限定された人たち、という状況になっていたのではないかと思うんですよね」
閲覧できるようになっているけど、実際、読んだこと無い。
様々な知識が転がっているのは分かるんだけど。
実践的な知識って、あんまり表に出てこないものだと痛感している。