プロジェクトを成功させる現場リーダーの技術
- 作者: 岡島幸男
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: 単行本
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週末、もう一度、読んだときに気がついた。なぜ、この本がとっても共感がもてるのか。
本の内容で、参考になる部分は多々あるのだけど、「おわりに」の中にそれはあった。
p.176から引用
プロジェクトが解散して以降、私はソフトウェア開発の現場に戻り、現場リーダーとして様々な経験を積んできましたが、今でもワニを見ると当時のことを思い出します。自信過剰であったことも、自分勝手であったことも、精一杯の努力をしていなかったことも。そして今、少しだけ成長した自分と、まだまだ足りない自分を感じることが出来るのです。
自分に語りかけているような、そんなことは勘違い甚だしいが、本当にそう感じた。
当たり前のことを当たり前にすること、というのが究極なのだけど、いかに、周りに気を配り、
バランスを保っていくことが大切なのか、私は職場を去ってから気がついた。
あの当時は、今思うと(私自身が)おかしかった。
自信過剰であったし、自分勝手であったし、そして、努力しない人を見下していた。
さらに、そういう雰囲気を出している職場にも、敵意を抱き、「辞めたい」とマネージャに伝えた。
今だから分かるのだが、自分が幼かったのを、周りへ責任転嫁していたのだと思う。
新しい職場になって、そこは気をつけようと思い、日々意識しているが、慣れてくると同じようなことを
心に抱き、昨日のような日記を書いてしまう。困ったもんだ。
1人じゃないこと。困ったら仲間が周りにいること。
それだけは、忘れないようにしたい。同じ過ちを繰り返さないために。